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彼らは夜に名前を付けた。

アイドルとは、日常を特別な一日に変える優しさと強さを持つ人々のことである。

ジャニーズライブシート(完成&詳細報告)

 気づけば企画を発足してから1ヶ月が経過しようとしていました。大変お待たせしたかと思いますが、ようやく完成です。イェイ!

 

 

 さて、今回データを集計するにあたってその集計の経過を知りたい方もいるかもしれないと思ったので、自身への備忘録も兼ねてここに詳細を記したいと思います。

 

 

 今までの経過報告は以下の通り。各ライブに対するコメントに関してはこちらの記事を参考にしていただければと思います。

comarisu.hatenablog.com

comarisu.hatenablog.com

<番外編>

comarisu.hatenablog.com

 さて、では今回は何を報告するのかと言いますと、会場規模の客観的データです。というのも、前回のKAT-TUNの記事にもある通り、人間のイメージと現実は若干のずれが生じてしまう。また、私は全グループのライブに参戦したわけでもないので、そんな無知な状態でデータの集計を行ってしまうのは無責任かもしれないと危惧したわけです。あとぶっちゃけ単純に興味があった。うん。

 このような理由で、会場規模も独自調査し、数値化しました。以下、調査方法の詳細を掲載します。読み飛ばしてもいい。

<調査方法>

1. 各グループの過去に行った全会場・収容人数を集計

2. 各ツアーにおける会場の収容人数平均値を算出(計算方法はKAT-TUNの時と同様)

3. 開催年を横軸、収容人数平均値を縦軸にとることにより、会場規模の経年推移をグラフ化

4. 近年のライブ傾向を調べるため、直近のライブツアー(単独ライブ含む)5回分の会場数を規模別に集計、百分率計算で円グラフ化

5. さらに直近のライブツアー(単独ライブ含む)5回分の参戦人数を会場規模別に集計、百分率計算で円グラフ化。このとき、参戦人数は収容人数と同じと仮定(調査のしようがないので)

 これらの調査から、データ結果は以下のようにまとまった。

1. Twitterユーザーから集めたジャニーズライブシート(メインデータ)

2. 会場規模の経年推移

3. 直近ライブの規模別使用会場数割合

4. 直近ライブの規模別会場収容人数(参戦人数)割合

 1に関しては集中が見られたところに赤丸を付けた。また、3と4に関しては6000人未満をホール、6000人以上20000人未満をアリーナ、20000人以上35000人未満を大型アリーナ、35000人以上をドーム(スタジアム)と定義し計算しました。これに当てはまらないホールやアリーナもあるので、あくまで指標の一つとしていただきたい。

 それでは、各集計結果を以下に示していきます。どうでもいいけれど、敬体がめんどくさくなってきたから常体にする。

 

<SMAP>

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 見て分かる通り、いずれのデータにおいてもドーム規模のライブが多いことが示されている。募ったジャニーズライブシートのサンプルもドームサイズに集中しており、相違がないと考えたため、このデータはそのままジャニーズライブシート完成版に反映させた。

 

<TOKIO>

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 ホールサイズのイメージが強いが、意外にアリーナ(というか日本武道館)規模のライブも多いことが分かった。ただ、規模別使用会場数割合の円グラフからも読み取れる通り、ホールサイズのライブがメインであると考える。(余談だが、規模別使用会場数割合の円グラフではドーム規模のライブが少なく反映され、逆に規模別会場収容人数割合の円グラフではホール規模のライブが少なく反映されるというデメリットがある。)武道館ライブの存在を考え、ジャニーズライブシート完成版にまとめる際は、僅かだが上方修正を行った。

 

<KinKi Kids>

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 円グラフにおけるアリーナの存在感が大きいが、これは2016年に行われる17年ぶりのアリーナツアーの影響であり、加えて、普段のライブが東京ドームと京セラドームの2会場でしか行われないからであろう(=ドームの割合が少なめに出る)。ただ、アリーナツアーが17年ぶりであること、加えて、会場規模推移から今後もドームライブを中心に行っていくと予想するため、ジャニーズライブシート完成版に関してはほんのごくわずかに下方修正するのみに留めた。今後アリーナライブめちゃくちゃやったらごめん。

 

<V6>

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 「悩む必要はない」「そのままのデータでいいんだよ」と後押しされた気分だ。ここまできれいにアリーナに集中するグループ今まであるのかいやねぇだろ。V6さんはいついかなる時も優しかった。中心部のサンプル集中もみられるが、右よりの集中の方が強いと判断したため、ジャニーズライブシート完成版はそのまま反映させることにした。考察がめっちゃ楽。ありがとうV6。

 

 <嵐>

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 今回の集計にあたって頭を悩ませたグループの一つである。基本的な会場規模はドーム、それも国立競技場を用いるため、かなり大規模になるのだが、突然のアリーナツアー。ただ、KinKi Kids同様、これまでのライブの経年規模推移を見てもドームツアーがメインになると予測される上、円グラフ上でもドームツアーが優勢と読み取れるので、特に修正は行わずそのままジャニーズライブシート完成版に反映させることにした。

 

<タッキー&翼>

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 特に強い集中は見られなかったがDゾーン中心付近にサンプルが集まっているのが見て取れた。会場規模に関しても推移をみる限り、アリーナ規模とホール規模がほぼ五分五分といったところだろう(デビュー時のドームコンサートを除く)。円グラフに関してはTOKIOの項で説明したとおり、ドームが少なめに表示されたり、ホールが少なめに表示されたりするため、今回は考察をより複雑化させるとしてあまり考慮しないことにする。ジャニーズライブシート完成版は特に修正を行わずこのまま反映させた。

 

<NEWS>

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 YOU&J以降の世代から特徴的になってくるのは、サンプルデータの集中が縦長、つまり、見る人によって会場のイメージサイズが異なってくるということだ。この傾向はNEWSでも顕著に表れている。

 これの原因は様々考えられるが、単純にこれらのグループのファンの世代はTwitterユーザーが多いためサンプルが分散しやすいということと、先輩ジャニーズに比べて会場規模を限定しないライブ(つまりホールやアリーナ、ドームにこだわらないライブ)を数多く行うためだろう。今回、NEWSのライブ会場を調査したところ、彼らはアリーナ公演を中心に行うグループだと判断したため、ジャニーズライブシート完成版に関しては少し集中範囲を縮小させ、アリーナ(中心)寄りに修正した。

 

<関ジャニ∞>

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 「確かにドームやるけれどリサイタルはアリーナだからな~」というコメントが寄せられた関ジャニ∞。それは集計したサンプルにも表れていて、真円状のサンプル集中が見られる。また、会場規模推移を見て分かる通り、関ジャニは経年と共に会場規模が大きくなる傾向があり、昔からのファンはアリーナコンサートのイメージも強かったかもしれない。いずれにせよ、関ジャニ∞は今後もドームコンサートのみならず、アリーナコンサートひいてはまさかの47都道府県コンサートをやるともいいかねないため、ジャニーズライブシート完成版に関しては若干の下方修正を行った。

 

<KAT-TUN>

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 「ドームの魔術師」と謳われておきながらその実態はアリーナやホールまでも網羅している暗闇の男たちKAT-TUNである。詳細はこの前の記事で載せたからそちらを参照していただきたい。

 円グラフ、会場規模推移からみてもアリーナ規模のライブも多くやっていることは明らかであり、故に、ジャニーズライブシート完成版では下方修正を行った。データの形に関しては集中パターンと同様に右方上がりの楕円を用いた。会場規模が大きくなると系術性が上がるということだろうか。これはこれでなかなかに興味深い結果である。

 

<Hey! Say! JUMP>

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 Hey! Say! JUMPに関しても強い集中は見られなかったが、しいて言えば中心部左方の横長楕円状の集中だろうか。会場規模に関してもアリーナ規模のものが多く、また、ドームライブを行う際は2014年の「Hey!Say!JUMP LiVE with me in TOKYO DOME」や2015年の「Hey!Say!JUMP 大阪ドーム Countdown Concert 2015-2016」の単発ライブのため、ライブツアーの際はアリーナがメインとなっていくと考える。故にジャニーズライブシート完成版に関しても、アリーナ近辺に集中が多いこのサンプルのデータをそのまま反映させることにした。

 

<Kis-My-Ft2>

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 ここ数年でドームツアーを始めたグループである。この近辺の世代のジャニーズはあまりドームツアーをメインにやるグループが少ないため、今後はKis-My-Ft2がドームツアーを行い、他のライブとの差別化を図っていくのかなと考えてしまった。サンプル集中に関しては左方上部に幅広くみられる。ドームツアーが始まったばかりなうえ、今後演出の方向性の調整があると予想するため、今の時点では断定的なことは言えないが、会場規模の数値データとサンプル間に大きな相違はないと考え、ジャニーズライブシート完成版はそのまま反映させた。

 

<Sexy Zone>

 

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 これまた頭を悩ませたグループである。というのも、アリーナ規模のライブを多くやっている(少なくとも数値データ上は)のにもかかわらずライブシートはホール寄りの意見も見られる。この現象を考察した結果、この原因は会場名にあると考えた。

 Sexy Zoneが過去に行ったガイシホールや大阪城ホールはホールという名がついているが、その実態はアリーナレベル、もしくはアリーナ以上に大きなホールだ。そもそもアリーナとホールは用途が違うだけで、この両者の間で収容人数に関する大きな境は存在しない。それこそ収容人数10000人のガイシホールは収容人数7000余人のセキスイハイムスーパーアリーナや8000人の浜松アリーナに比べて大きい。大阪城ホールにいたってはアリーナの中でも大型とされる横浜アリーナ級である。そりゃこんな結果でるわ。だって名前はホールだし。

 そういうことで、私の事前調査不足もあり混乱させてしまったTwitterユーザーにはここで謝罪する。すみません。Sexy Zoneに関しては得られた数値データからジャニーズライブシート完成版には上方修正したものを掲載した。

 

<A.B.C-Z>

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 正直一番悩んだ。みんなバラバラだからというわけではない。「どこに分類されるか分からない」という意見が多かったためだ。A.B.C-Zはアクロバットに力を入れたグループであり、その演出は(あくまで憶測にすぎないが)このような分類シートにカテゴライズするには難しいぐらい、唯一無二の独特なものなのだろう。会場を見る限りだいたいホール~アリーナ規模のものが多い。集中範囲を縮小させたものをジャニーズライブシート完成版に掲載させた。いや、しかし、それにしても、こんなにデータの分散性の高いグループは他に見ない…。

 

<ジャニーズWEST>

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 ジャニーズWESTもかなり票が割れた。特に演出面が顕著で、やはり魅せる要素と楽しませる要素、その二つを兼ね備えたことから、意見が分かれることが多かった印象だ。一方で会場規模に関しては特別強いわけではないが、ホールとアリーナの中間、アリーナ寄りのところで集中が見られた。数値データから見てもそれは明らかで、故にジャニーズライブシート完成版では、その演出の幅広さから横長の楕円、会場規模に関してはサンプル通りのデータを用いた。

 

 以上が集計までの経緯である。いずれのデータにおいても、その傾向性を強く見せるため、また、一枚のシートにまとめた際、見えやすくするためにサンプルの集中範囲から縮小したものをデータとして用いている。それにより、もしかしたらイメージと違って思える場合もあるかもしれないが、ご了承いただきたい。また、少年隊に関しては収集したデータ数が少ないこと、また、会場データが集められなかったため、今回は考察を省かせていただきます。申し訳ございません。

 

 最後に、ソロ、またはグループ内ユニットを加えた時のライブシートに関する考察を行う。

<ソロorユニットコンサートの考察>

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 ソロやユニットは集計票数が多かったものを載せている。本当は全部載せたかったところだが、あまりも多すぎて画面がごちゃごちゃしてしまうことを危惧したため、このような集計にした。

 前回も触れたが、ジャニーズグループのコンサートにおいて、B(プロフェッショナルタイプ)のライブが少ない。しかし、ソロ、ないしはグループ内ユニットコンサートにおいてはテゴマス、堂本剛山下智久などBゾーンに集中することが分かった。意図的であるかどうかは私は関係者ではないので多分一生知ることはないだろうが、このソロコンサートやユニットコンサートの存在がグループコンサートのカバーしきれない部分を補っていることは想像できる。これは非常に興味深く、また、有用な結果ではないかと考える。

 

 この一か月間、たくさんのTwitterユーザーの力を借りることでこのようなジャニーズライブシートを完成させることができたことに、この場を借りて感謝を申し上げたい。これがきっかけで自分のグループに対してはもちろん、他のグループに関する興味関心を深められたら何よりだ。

 

 アイドルというものは永遠ではない。会う時間は限られている。それは私たちの愛する人が生身の人間であるが故のことだ。いつかはどんなに足掻けど会うことが叶わなくなってしまう日が来てしまうだろう。加えて、私たちの見た夢が必ずしも記録として残るわけではない。その日その場にいたからこそ味わえる感動がある。だから皆、コンサートという現実世界に設営された、有限の夢の世界に足を運ぶのだ。

 もしも、彼らに会ってみたいと思ったら、少し足を伸ばして踏み入れてしまうのもいいかもしれない。お金とか、時間とか、そもそもチケット倍率とか、敷居が高いのは否めない。それでも、幸運が重なって彼らに会えたとき、きっと一生かけても二度と味わうことのない感覚を覚えることができると思う。彼らの新しい一面が見えると思う。それを見たいから私は、振込用紙を持って郵便局に足を運ぶのだ。

 このライブシートが誰かにとって有益な情報をもたらすものになったら嬉しい。それがきっかけでライブに足を運ぶことに繋がったらそれはもう、これ以上ない幸福だ。

 

 私からは以上です。長い間お付き合いくださりありがとうございました。協力してくださったアイドルを愛する素敵なファンの方々に、感謝を。